AT小型限定普通二輪免許取得記6日目

前回は6月14日です。今日は4時間詰め込み日です。

入校手続き時点で1か月以上先だった今日は4時間の予約を入れられました。制限上、2段階でもこれ以上は入れられません。

今回も少し早めに到着し、2階から見下ろして2つ目のコースを確認します。1つ目と2つ目は前後順番が逆になるほか少々の違いという程度なので、覚えられますが、逆に間違えそうというのはあります。

3時限目となり、教習です。

この時間の実施項目は2~8。

  • 2. 通行区分など
    • 通行区分(キープ・レフトを含む)に従った運転
    • 標識・標示に従った運転
    • 信号に従った運転
  • 3. 走行ポジションと進路変更
    • 安全なポジションの確保
    • 合図の時期および方法
    • 進路変更の時期および方法
  • 4. 交差点の通行(直進)
    • 信号・標識・標示の読みとりと対応のしかた
    • 交差点への接近のしかた
    • 交差道路の交通状況のとらえかた
    • 対向車などの動きのとらえかた
    • 歩行者などに対する気配りのしかた
    • 交差点内の走行位置と速度の選びかた
  • 5. 交差点の通行(右折)
    • 信号・標識・標示の読みとりと対応のしかた
    • 交差点への接近のしかた
    • 交差道路の交通状況のとらえかた
    • 対向車などの動きのとらえかた
    • 歩行者などに対する気配りのしかた
    • 交差点内の走行位置と速度の選びかた
  • 6. 交差点の通行(左折)
    • 信号・標識・標示の読みとりと対応のしかた
    • 交差点への接近のしかた
    • 交差道路の交通状況のとらえかた
    • 対向車などの動きのとらえかた
    • 歩行者などに対する気配りのしかた
    • 交差点内の走行位置と速度の選びかた
  • 7. 見通しの悪い交差点の通行など
    • 交差点への接近のしかた
    • 情報のとりかたと進行可否の判断のしかた
    • 一時停止からの安全な発進(直進、右折および左折)
    • 踏切での一時停止と安全確認
  • 8. 安全な速度と車間距離
    • 走行速度の把握
    • 目視による前車との距離の読みとり
    • 安全な停止

これらをコース走行でできるようになるのが教習な訳です。

2つ目のコースを覚えて来たか確認され、覚えたと答えたうえでスタート。

1つ目のコースと2つ目のコースを最初は先導されて、続いて先を走って周ります。その後もコース走行を繰り返していきます。

最後、だんだん疲れてきた中で、2つ目のコースの後半でコースを間違えるミスを。やっぱり同じことを繰り返していると、今どっちのコースをやっているのか、コースのどこまで進んだのかが分からなくなってしまったという状況です。ただ、検定でも間違えたら止まって検定員の指示に従ってコースに復帰すれば減点は無いので、ここでも指導員の指示に従って復帰するのみでした。時間になったら終わりです。

確かに普通にコースを走れることが確認できれば達成する項目ですね。

2時間連続教習の為、装備はヘルメット以外外さずに配車手続きだけしたら休憩となります。

4時限目の実施項目は9~14、16。

  • 9. カーブの安全走行
    • カーブの手前での安全な速度
    • 転倒時の措置
  • 10. カーブの体感走行
    • オーバースピードの走行
    • カーブでのブレーキ
    • カーブ出口での危険回避
  • 11. 急制動
    • 目標位置からの急制動
    • 目標位置への急制動
    • 模擬追突体験
  • 12. 回避
    • 危険に対する構え、情報のとりかた
    • 回避判断、回避措置
  • 13. ケース・スタディ(交差点)
    • 特徴的事故の危険に対応した走行
  • 14. 交通の状況および道路環境に応じた運転
    • 速度調節
    • 行きちがいおよび側方通過
    • 追い越しおよび追い越され
    • 制動の時期および方法
    • 自由走行
    • 夜間の運転
  • 16. 高度なバランス走行など
    • 不等間隔連続進路転換コース
    • ウェーブ路または波状路
    • 特別設定コース走行
    • 高度な運転とゆとりの大切さ

この時間は、コース走行ではなく、いろいろな体験をします。

50ccを使って、カーブに通常より高速で侵入して曲がり切れない体験。まぁ、速度出したら曲がれないですよね。

制動開始位置が決められていない状態で目標停止位置へ急制動する体験。これは難なく。

模擬追突体験は、右前を並走する指導員が急にブレーキをかけたらこちらもブレーキをかけて指導員に追い付かないようにするもので、一直線に居たら失敗すると追突するのを安全に行う体験。これも難なく。

小型では本来やらないけど余裕があるのでやってくれた、回避判断、回避措置。これは、指導員に向けて進んでいき、赤旗が上がったら左に回避、白旗が上がったら右へ回避、というもの。これは判断のタイミングでハンドル操作を誤ってバランスを崩しましたが、体制を立て直して回避は出来ました。転倒しないか心配だったと言われましたけど、本来やらないけど体験させてくれたものなので、特に問題ありません。

卒業検定には含まれない走行としては、スラローム走行、8の字走行。スピードを出すのは難しいです。指導員にだいぶ置いて行かれました。コースを外れるよりはマシのはず。

小型や中型では本来やらないけど余裕があるのでやってくれた、波状路。凸凹した、というか、路面に突起がある路面でショックを吸収しながら走行するもの。出来ますけど、小型ではショックの吸収が足りないので結構弾みましたね。

そんな感じで、運転できる前提で、高度な運転を体験させてくれた1時間でした。ちょっと疲れましたね。

この後は昼休みなので装備を返して休憩に。

2時間空いて、7時限目に。シミュレーター教習です。配車手続きをして、装備は無しです。また、7時限目の技能と8時限目の学科11がセットになっています。

  • 15. 危険を予測した運転
    • 危険要因のとらえかた
    • 起こりうる危険の予測
    • 危険の少ない運転行動の選びかた

教習生が3人一緒でした。大型MTから小型ATまで様々。やることはこれまでのシミュレーターと同じですが、飛び出しやら、バスの発進やら、横断歩行者が死角で見えないとか、カーブでの停車車両の回避やら、急な自転車の道路横断やら、危ない場面が沢山詰め込まれたコースとなっています。これも体験なので、普通に運転するのみです。その他、交通事故、そのうちの死亡事故の発生状況などの説明も。1時間が経過したら大型の人は終了だそうで、それ以外は残って学科11です。

8時限目の学科11はディスカッション。先ほどの続きと言っても良いです。起こりえる危険やその回避のための方法などを教習生同士、また指導員とディスカッションしていきます。学科と言っても一方的に教わる訳ではありません。普段から四輪なり50ccなり運転していれば思うことはあるはずで、普通に発言するだけです。

長いようであっという間にこの日の4時間が終わりました。次は6月30日です。