Kawasaki Street Music Battle IV FINAL

今日は約3年ぶりにここへ来ました。

川崎のCLUB CITTA’

20120722_1.jpg

なぜかRed Bullの車も来ていて、入場時に配っていました。

まぁ、くれるならありがたく飲みます。

ちなみに、CLUB CITTA’は、ゆきみを初めて見た場所です。

さぁ、今日は、Kawasaki Street Music Battle IVのファイナル。

20120722_2.jpg

前にも書きましたが、このコンテストからstyle-3!や井上侑が出てきたのは神奈川県のインディーズシーンでは有名だと思います。

2nd Stage Vol.4が事実上の決勝という噂もありましたが、そこで選ばれたのが予想とは違ったという事実もあったので、難しいところです。

ちなみに、幸美美佳を見に来た訳ですが。

対戦方式は、1組あたり3曲以内で20分以内でオリジナルのみ。

出演順は抽選。審査員評価と観客の投票でグランプリが決まります。

1番目はscratch。

若さで勢いもあって、まぁまぁかとも思いましたが、3曲目のメッセージ性を高くしたつもりだろう曲で自爆した感じ。

2番目はnomade。

まぁまぁのパフォーマンスだったので、気をつけないと、という感じ。

3番目は紙子。

先日KDSで見たので分かっていたつもりでしたが、音響がよいとだいぶ印象も違い、それなりのパフォーマンスでした。チッタ効果ですね。

4番目が幸美美佳。

今日はサポートにドラム、ベース、ギター、キーボードを迎えて。

「○×どっちっち」でいきなり盛り上げます。

「遠距離中」では聴かせます。

「マイウェイスター☆」ではまた盛り上げて、終了。

バンドスタイルを採ったこともあって、この幸美美佳ならすばらしいと思える内容でした。おそらく、幸美美佳としては完璧だったでしょう。

審査員からのコメントとしては、以下のような内容。

・プロフィールからは嫌な予感がしていたが、良い方に裏切られた

・女性2人組のデュオというのは珍しい

・2曲目に聴かせるバラードを持ってくるなど、構成がきちんと考えられていた

・47都道府県ツアーをしただけあって、自信を持って歌っていた

・(聴かせる曲である遠距離中の歌詞について)もっとそばに感じられるとさらに良くなると思う

・1stと2ndでは弾き語りだったので、こういうバンドスタイルもできるのだなぁと思った

5組目はやもとなおこ。

まぁ、前回同等のパフォーマンスだったと思います。

個人的には、やはり良さは感じない訳ですが。

6組目は有坂ともよ。

こちらも、先日KDSで見たので、よく分からないキャラだということが分かっていましたが、まぁそんな感じで評価は難しい感じ。

7組目は天野明香。

ラストに近づいた事もあって、勢いがありましたが。が。

8組目はTrinote。

これはやられました。完全にピアノロックです。

音楽性はかなり高かった。歌詞がよく分からなかったことを除いて、ほぼ完璧といっても良いくらい。ファンも相当に多かったかと。

投票後、ゲストライブ。

井上侑 → 井上侑+style-3! → style-3! という内容。

やっぱり、実力があるだけあって、いいライブでした。

さて、結果発表。

セミグランプリは、Trinote。

審査員からは、「あまりに完璧すぎたことについて、Street Music Battleという場において、どうなのかという意見もあったが、個人的には完璧で何が悪い、という思いだ」との講評がありました。

グランプリは、有坂ともよ。

2nd Stageに続いて、よく分からない結果ではあります。

審査員からは、「会場の後方まで伝わっていた。審査員は6つの観点で評価を行ったが、今後の成長など、どの観点でも申し分なく、グランプリにふさわしかった」との講評がありました。

ということで、幸美美佳はグランプリを取れませんでした。

以下は率直な意見。

敗因は、おおむね当人や入賞者への審査員コメントから推測できますね。

・1、2回戦のアコースティックからバンドへの変更によって、Street Musicの観点で評価されていたのに、そこから外れたこと。

・構成を含めて完璧なステージだったことで今後の成長という観点は見えずらかったこと。

・ステージ前のファンの盛り上がりは凄かったものの、後方の一般客までを引き込むことはできなかったこと。(一般受けしなかったこと)

厳しいようですが、それが世間の評価ということで、受け止めてもらえればと思う次第です。

ちなみに、今回の幸美美佳のステージはすばらしかったと思います。

今年いっぱいは幸美美佳を頑張ると年初に決めた以上は、頑張ってもらって良いので、残りの半年弱、改めてバンドスタイルで活動してみるのもありだと思います。

(というか、アコースティックに戻すなら、何を目指しているのかわからん。)

審査員の「プロフィールからは嫌な予感がした」というのが、世間一般の評価だと思いますので、その辺は意識すべきと思います。

最終的には幸美美佳の活動成果を糧にして、個々のアーティスト活動に戻るべきだと思っています。