今日は約3年ぶりにここへ来ました。
川崎のCLUB CITTA’
なぜかRed Bullの車も来ていて、入場時に配っていました。
まぁ、くれるならありがたく飲みます。
ちなみに、CLUB CITTA’は、ゆきみを初めて見た場所です。
さぁ、今日は、Kawasaki Street Music Battle IVのファイナル。
前にも書きましたが、このコンテストからstyle-3!や井上侑が出てきたのは神奈川県のインディーズシーンでは有名だと思います。
2nd Stage Vol.4が事実上の決勝という噂もありましたが、そこで選ばれたのが予想とは違ったという事実もあったので、難しいところです。
ちなみに、幸美美佳を見に来た訳ですが。
対戦方式は、1組あたり3曲以内で20分以内でオリジナルのみ。
出演順は抽選。審査員評価と観客の投票でグランプリが決まります。
1番目はscratch。
若さで勢いもあって、まぁまぁかとも思いましたが、3曲目のメッセージ性を高くしたつもりだろう曲で自爆した感じ。
2番目はnomade。
まぁまぁのパフォーマンスだったので、気をつけないと、という感じ。
3番目は紙子。
先日KDSで見たので分かっていたつもりでしたが、音響がよいとだいぶ印象も違い、それなりのパフォーマンスでした。チッタ効果ですね。
4番目が幸美美佳。
今日はサポートにドラム、ベース、ギター、キーボードを迎えて。
「○×どっちっち」でいきなり盛り上げます。
「遠距離中」では聴かせます。
「マイウェイスター☆」ではまた盛り上げて、終了。
バンドスタイルを採ったこともあって、この幸美美佳ならすばらしいと思える内容でした。おそらく、幸美美佳としては完璧だったでしょう。
審査員からのコメントとしては、以下のような内容。
・プロフィールからは嫌な予感がしていたが、良い方に裏切られた
・女性2人組のデュオというのは珍しい
・2曲目に聴かせるバラードを持ってくるなど、構成がきちんと考えられていた
・47都道府県ツアーをしただけあって、自信を持って歌っていた
・(聴かせる曲である遠距離中の歌詞について)もっとそばに感じられるとさらに良くなると思う
・1stと2ndでは弾き語りだったので、こういうバンドスタイルもできるのだなぁと思った
5組目はやもとなおこ。
まぁ、前回同等のパフォーマンスだったと思います。
個人的には、やはり良さは感じない訳ですが。
6組目は有坂ともよ。
こちらも、先日KDSで見たので、よく分からないキャラだということが分かっていましたが、まぁそんな感じで評価は難しい感じ。
7組目は天野明香。
ラストに近づいた事もあって、勢いがありましたが。が。
8組目はTrinote。
これはやられました。完全にピアノロックです。
音楽性はかなり高かった。歌詞がよく分からなかったことを除いて、ほぼ完璧といっても良いくらい。ファンも相当に多かったかと。
投票後、ゲストライブ。
井上侑 → 井上侑+style-3! → style-3! という内容。
やっぱり、実力があるだけあって、いいライブでした。
さて、結果発表。
セミグランプリは、Trinote。
審査員からは、「あまりに完璧すぎたことについて、Street Music Battleという場において、どうなのかという意見もあったが、個人的には完璧で何が悪い、という思いだ」との講評がありました。
グランプリは、有坂ともよ。
2nd Stageに続いて、よく分からない結果ではあります。
審査員からは、「会場の後方まで伝わっていた。審査員は6つの観点で評価を行ったが、今後の成長など、どの観点でも申し分なく、グランプリにふさわしかった」との講評がありました。
ということで、幸美美佳はグランプリを取れませんでした。
以下は率直な意見。
敗因は、おおむね当人や入賞者への審査員コメントから推測できますね。
・1、2回戦のアコースティックからバンドへの変更によって、Street Musicの観点で評価されていたのに、そこから外れたこと。
・構成を含めて完璧なステージだったことで今後の成長という観点は見えずらかったこと。
・ステージ前のファンの盛り上がりは凄かったものの、後方の一般客までを引き込むことはできなかったこと。(一般受けしなかったこと)
厳しいようですが、それが世間の評価ということで、受け止めてもらえればと思う次第です。
ちなみに、今回の幸美美佳のステージはすばらしかったと思います。
今年いっぱいは幸美美佳を頑張ると年初に決めた以上は、頑張ってもらって良いので、残りの半年弱、改めてバンドスタイルで活動してみるのもありだと思います。
(というか、アコースティックに戻すなら、何を目指しているのかわからん。)
審査員の「プロフィールからは嫌な予感がした」というのが、世間一般の評価だと思いますので、その辺は意識すべきと思います。
最終的には幸美美佳の活動成果を糧にして、個々のアーティスト活動に戻るべきだと思っています。